ネジマキな日々

ただの独り言です。

嗜好品と記憶

酒と煙草、古代から人類が愛した続けた嗜好品たち、いや人類の長年の友である。 そうそう、珈琲も仲間に入れてあげよう。 嘘、酒はともかく、煙草と珈琲は比較的最近になってできた友人だ。

Oasisも歌っている.。
"all I need are cigarettes and alcohol"

竹内まりあも歌っている。
「あなたの好きなコーヒーと煙草の香りに秘められた淡い予感」

いずれの友人たちも、医学的に謂うと精神に作用する化学物質を含み、依存性を有し健康を害する可能性のある厄介者だ。 いわば悪友である。昨今、大きく問題視されてはいるが、なかなかその縁は断ち切れずにいる。

果たして、彼らが友であり続けるのは、依存性のある化学物質のみが成せる技なのだろうか。 確かに理由の一つかもしれないが、彼ら皆、我々を魅了する香りを発している。 香りは記憶を想起させる。所謂「プルースト効果」というやつだ。

この効果、嗅覚だけが海馬に直接信号を送るからなどともっとらしい理由が挙げられているが、 なんてことはない結局、人は匂いフェチなのだろう。

それでは、私も酒の香りを楽しむとしよう。香れなくなるまで。